Tuesday, January 20, 2009

President Obama Inauguration Dinner Menu


オバマ氏が44代目プレジデントに就任。日本に根を持つ2人のアメリカ人の息子をもつ私として 歴史的瞬間を見ようとテレビ禁止の我家で一人スイッチを入れて 一眼レフ片手に彼のスピーチを聞くことにした。というのも 小学生の息子が風邪でセキをしているにもかかわらず 今日は学校にオバマ大統領がくるから(!?)どうしても休めないとのこと。学校を挙げてこの初代アフリカ系大統領就任式を見る予定だそう。
相変わらずのすばらしいスピーチだったことはもちろん 内容も国内だけではなく世界に目を向け 人種宗教を超えた責務の重いものだったような気がする。

さて祝賀会のディナーのメニューだが 彼のかかえた責務と反し とても軽いというか このご時勢に合わせたものだった。シェフはカリフォルニアのバークレーにレストランをもつ このブログでも何度か話題にしたAlice Waters。毎日仕入れる地元季節材料でつくる1つのセットメニューのみで有名。材料は連日氷点下の地元ワシントンDC近郊でとれる食材なので フランス産フォアグラやら カスピ海産のベルーガ キャビアなんてのは無し。すごく近いボストン産のロブスターさえないんだから うちのクリスマスディナーより質素。 

Chesapeake Bay oysters and crostini
rockfish soup and a confit of saffron-spiked tomatoes
shoulder of local lamb with salsa verde
apple tart

招待客150名、お一人様$500で 内利益$350は地元のチャリティーや農家に還元されるという彼女らしい配慮。いろんな意味でのアメリカの歴史が変わった瞬間でした。