Sunday, December 27, 2009

X'mas Turkey Dinner by Kumi

クリスマスはクリスチャンのイーストウッド家宅にお招きいただいた。
彼らの英語でのお祈りが毎年楽しみで 異宗教だが なんとも心が清まり 感謝の気持ちで涙がいっぱいに。家に帰ってお祈りをしようと思うが一言も思い出せず実現していない。。紙にかいてもらわねば。お坊さんのおじいさんが聞いたら 腰をぬかすかもしれないが とにかくすばらしい。

奥様のミセス イーストウッド(クミチャンといつもは呼んでいるが)の焼いたターキーをいただいた。彼女のレシピはアメリカ人の旦那さんの家に代々伝わるものだそうで 何度つくろうと思っても私には真似できない。
クランベリーソースもとっても美味。グリーンビーンもマッシュポテトも野菜がおいしかった。
肉食系の方々は ターキーとソーセージ入りのスタッフィングがおいしいといって それだけを何度もおかわりをしていました。 アメリカの母の味なんでしょうね。私も いつかアメリカの母の味が作れるようになれるのかな~。日本より長く滞在しているんですが未だにできず。。

Tuesday, December 22, 2009

Broccoli Cheddar Soup

ロスも結構寒くなりましたが それでも青い野菜がファーマーズマーケットにあふれているのは ありがたいです。
ブロッコリーとチェダーチーズのスープを作ることに。パンを焼く時間がなかったので塩味のワッフル(そんなんあり?!)を付け合せました。

詰め物をした花ズッキーニも。


soup:
olive oil or butter : 2Tbsp
onion: 1 medium, chopped
potato: 2 large, cubed
garlic: 2 cloves, finely chopped
vegetable stock: 4 cups
broccoli: 2 heads, cut into small florets
cheddar cheese: 1 cup

toppings: cheddar cheese, crouitons, olive oil, creme fraiche

1.バター(またはオリーブオイル)を溶かし 玉ねぎをいためる。塩を一つまみ加える。
2.ポテトを加え しばらくソテーし そこへ にんにく、野菜ストックを入れる。
3.ポテトが柔らかくなったら ブロッコリーをくわえて 4分ぐらい煮込む。
4.鍋を火からおろし スープをハンドブレンダーでピュレーにする。
5.半量のチェダーチーズをくわえ 塩コショウで味を調整する。
6.好みのトッピングをのせる。

Sunday, December 20, 2009

Holiday Cooking

この季節になると 毎日のように息子たちの学校や習い事のパーティーイベントの料理やお手伝い、段取りなどの用意に追われる。
そして クリスマスから一週前の今日が 最終イベントになる(はず。)
後は家族で過ごす時間になる。
子供関係のパーティーは大体が持ち寄りなので 何か一品用意して持っていくのがスタイル。ケイタリングなんかで 大金をはたいて用意してくれることはまず無い。高額の授業料を払っていた私学の学校でもそれは一度も無かったので 親の手作りによるものが主流。

最終日の今日はスポーツ関係の習い事の クリスマスパーティーなのでお肉にした。
3キロ以上あるリブアイを購入し プライムリブを作ることにした。
一応 アメリカで手に入る最高のプライムという種類にしたが ローストすると 肉のにおいに敏感な私には コーン飼料の匂いが気になった。 この3キロの肉をつくるために 21キロのコーン飼料を食べさせる。 それなら最初から21キロのコーンを食べればいいじゃないのかな?とか いろいろ考えながら あっという間に出来上がる。
薄くスライスして 大皿に盛って 冷めた状態でサーブすることになるため 火のとおりはMedium Wellぐらいに。付け合せは 農園直で買った花つきズッキーニのロースト。

肉を常温にもどす。強めに塩コショウし、ガーリックを繊維の間につめていく。 型をひもで整え 表面を強火で焼きつける。


その後 オーブンへ。約2時間から3時間。温度計をチェックして 仕上げたい状態に。今回は2時間ローストして 外気温が低いので火を止めたオーブンに1時間おいて さらに火をいれる。切ったときに肉汁が流れないようにするため オーブンからだした後も30分以上寝かせる。


食料難で苦しむ国もありながら 必要以上の食料がある先進国。
お正月は絶対トラディショナルな”ZEN"精進スタイルでのぞみたい。
明日からはお茶ずけやね。

Friday, December 11, 2009

Gingerbread Cookies for Santa

アメリカでは本当にサンタがプレゼントを持ってきてくれると子供に信じ込ませている家庭が多い。息子もサンタを信じている一人である。私が言ったからではなく クラスメイトが クリスマスに起こった不思議な話を息子にしているそう。イブの夜 トナカイのジンジャーブレッドクッキーとミルクを暖炉の前において 朝起きると クッキーが消え ミルクが半分飲みほされ カーペットにトナカイのフンがおちていたそう。 フンか。。かなり リアルである。
仏教徒の私が作るのもなんだけど 今年のクリスマスは たくさんのプレゼントをかついだお疲れのサンタさん用にクッキーを焼くことにした。

Monday, December 07, 2009

Home made Pasta for Hugo's Birthday

先日長男の先生が開く教育方針プランのミーティングに参加した。超熱血先生で パワーポイントなんかを使って 方針を説明してくれるので企業の事業政策発表のようなかんじ。壁には各生徒が書いた”将来の夢”。息子の将来の夢の欄には”学校の先生”と書かれてあった。 昨夜 料理をしていた私に”シェフになりたい”と 言ってたんじゃなかったの??? 隣の子の将来の夢の欄には”水の中で息が出来るようになりたい”。。。。。あ、そう。。

好きな食べ物の欄にめんどくさそうに ”Pasta"と書かれてあった。いつも”肉、肉”と言ってるくせに。
じゃ、誕生日のメニューはパスタに決定。
北イタリア在住の主婦、フルティナーティさんのとっても素敵な料理本”うちの食卓”を見ながら 手打ちパスタのラザーニァを作ることにした。コルドンでもパスタはいつも手打ちだったが 彼女のレシピのほうがかなり完成度が高い。 彼女のレシピは強力粉100グラムと上品だが うちは10倍の強力粉1キロスタート。 ベシャメルソースにもほうれん草が入っていて 彼女曰く”ミルフィーユのように軽め”。
おいしいのでうちの冬の定番メニューにのりました。 
(http://www.amazon.co.jp/うちの食卓-イタリア主婦のおいしい家庭料理-タエコ-フォルトゥナーティ/dp/4062153777/ref=pd_sim_b_1)



ラグーとベシャメル、パルメジャーノ、モッツアレラを何層にも重ねていく。


ゆがいたほうれん草をこまかく刻んで入れたタリアッテレも1キロ程。

Friday, December 04, 2009

Thai Town - wat dong moon lek noodle

ハリウッドのThai Townとおしゃれになったシルバーレイクの中間地点に位置するタイレストランに行ってきた。メニューが壁一面に落書きのように書かれてあってとてもおしゃれ。タイ通の空飛ぶお勤め人のMさんにとっては物足りなかったようだが 私にはスパイスと酸味のパンチが効いていておいしかった。


rambutan salad

crispy taro



Wednesday, December 02, 2009

Things to do in Napa - Breakfast

カネロスインの敷地内にあるおしゃれなカフェでドーナツの朝ごはん。
このドーナツの生地がメチャおいしい。ただ今研究中。
ワンコもたくさん来てました。


Things to do in Napa - dinning

どこに行っても外での食事は 3歳児がいるのであまり楽しめない、どころか気が重い。
でもせっかくのサンクスギビングと旦那さんの誕生日だったので勇気を振り絞ってホテルのレストラン"Farm"へ。予約時は犬のサリー同伴予定だったので 外の席を確保。火の側はやっぱ落ち着く。


アミューズブッシュ。 シナモンスティックの先にキャラメルをつけた ホットアップルサイダー。


マグロのわさびクリーム添え。わさびクリームは結構使えそう。ひじきもアメリカ人シェフにかかると飾りになるんだ~。


ローカルのスクワッシュのポタージュ。これはかなりおいしかった。ポタージュにシナモンを加えるタイプのものは多いが こちらのはガーニッシュのパンプキンブレッドとセージで違うフレーバーをプラス。

メインロブスターのリゾ。ローカルのものは野菜のみ。私好みではないが旦那さんが喜んでいました。


ナパにあるLiberty Farmのダッグ。大正解です。私がスタージュしていたレストランも御取り寄せしていたダッグ。ぜひ真似してつくってみたいのがレンティル豆の付け合せ。栗とメキャベツも入っていてすごくおいしかった。Nマーケットでも鴨胸肉が売っているので皮に穴をあけて皮を下にして焼き目をつけ ひっくりかえさずにオーブンでしばらくローストすればかなり近いものが家庭でもできる。レンティルも研究すればなんとかなりそう。



デザートは残念。アップルパイをおいしく作れないので研究のためオーダーしてみたが アップルソース状になったものがパイに詰められていた。多少アップルの食感があったほうがおいしいと思うんですが どうでしょうか。

Things to do in Napa - shopping

時間の都合上 ワインの買い物はなし。
かわりにオリーブオイルとバルサミコの専門店、それと友人に教えてもらったDean & Delucaへ行くことにした。 
オリーブオイルは樽売りでした。が、ビン詰めのほうを購入。

Dean & Delucaは ニューヨーク、東京、そしてナパにあるグルメショップ。ローカルの物を探したらバゲットとサラミになりました。お昼はこのバゲットにサラミをはさんで食べました。

Things to do in Napa - Foliage

Vineyardの紅葉がきれいでした。望遠レンズがないのでこちらはカメラに収められなかったけど 工場の倉庫やホテルのパティオにも紅葉をパチリ。

Monday, November 30, 2009

The Caneros Inn

宿泊したホテル。お部屋は庭付きウッドデッキ付の小さな家。シャワーが庭にもある。
2003年のオープン以来 プレスには何度も紹介されている ワイナリーのなかにあるおっしゃれなコッテージ。
計算された建物の色使いはナパの自然とマッチしてとてもきれいでした。


紅葉がきれいでした。

プールからのVine Yardの眺め。

マーケットもあるので ピクニック用にサンドイッチやワインを詰め合わせてもらう。

ホテルのレストラン。

プール。

To Napa Valley

朝4時出発でナパへ行ってまいりました。
皆様に”アルコールも飲めないのに?”と 言われながら。
コルドンのワインのクラスで イタリア、フランス、カリフォルニア、オーストラリア、ニュージーランドのワインを毎クラス吐き出しながら 飲みくらべフラフラになったことを思い出す。
その時のお味から イタリアとフランスのワインの味の深さは飲めない私にも理解できた。でも 残りの地域のお味には共通点が。。。”あっさ~”って感じ。
その時に飲んだナパのワインはOpus Oneでもないし Silver oakでもないので 私の意見は多分まちがっていると思います。どうぞ参考にはなさらないでね。 

Wednesday, November 25, 2009

Pre Thanksgiving Suffering

今週はサンクスギビングの4連休。
こちらの学校では サンクスギビング前に学校行事として 親たちの用意したサンクスギビングランチを子供たちに食べさせる。
チキンの丸ごとローストを担当。Nマーケットの地鶏を2つローストしてみた。
地鶏でもNマーケットのは胸肉部分もとってもジューシー。ハーブを皮と肉の間に入れ 岩塩とブラックペッパーを強めにきかせる。大人味のローストチキンをちびっ子たちはどう思ったのか。。。。残さず食べてよね。トリさんの命をいただいているんだからさ。

Thursday, November 19, 2009

Apple Tart

ロスも やっと気温が下がり 早朝はヒーターが必要になった。
というわけで 朝からオーブンを使っている。お弁当にハムのパイを焼いたり 朝ごはんにアップルタルトを作る。幸せなシーズン到来。

Wednesday, November 11, 2009

A Thing That Make You Smile

これは ミシェラン1星レストランでの修行時代に毎日作ったデザート。
看板デザートなので今でもメニューにのっている。
そういえば旦那さんがここ数日仕事上のミスでかなり落ち込んでいたのを思い出した。

このなんともいえない大人デザートはプレゼンによっては異様になるし アイスクリームやフルーツのコンポートといっしょにプレゼンすればうっとりするようなプレートに変身。これを考えたPシェフは天才だとあらためて思う。

私は飾りなしで 中国桂林の切立った山々を表現。
伝えたかったことは”君子は義にさとり 小人は利にさとる”それを胸に もう一度戦場に送り出すことに。

食べたい方はぜひお店へ出向いてください。中からトロッととけ出すガナーシュが最高です。http://www.sonarestaurant.com/

Monday, November 09, 2009

Santa Monica Seafood Co

サンタモニカに新鮮なシーフードが買えて しかもキレイなデリーでシーフードが味わえる場所がある。
生きたメインロブスターも1尾20ドル前後なので 去年メイン州からお取り寄せしたロブスターの4分の1の価格。売り場で働く人たちも 写真をとっている私に今から大きい魚をかついでくるので写真をとるかい?と 声をかけてくれ サービスもなかなか。
タイから帰国したばかりのMさんと サンフラン発祥のインタリアンシーフードスープの”チッポリーニ”を食べに行った。シーフードのだしがきいていて気分はサンフランへ。カウンターで食べると 日本人ではないが”宍戸開”そっくりのお兄さんが にっこりむかえてくれるのでびっくり。

詳しい場所は http://www.smseafood.com



Lonely tuna

メタボリズムの低下がいちじるしいので なるべくお昼はぬくようにしている。次男が2時間だけ学校に行っているのでその間に仕事しているが たまにお一人様ランチを楽しむときもある。一人ぼっちだが豊かな時間。

Monday, November 02, 2009

CroquemBuche

11月に入り 気分的に忙しくなってきた。
サンクスギビングやクリスマス、お正月などのセレブレーションがたくさんの時期。
コルドンでも結局つくることが無かったクロカンブッシュをつくってみた。
フランスでは子孫繁栄の願いがこめられて結婚式のセンターピースとして飾られることもある。
バースデイなどの祝い事もこれからの数ヶ月内にたくさん予定しているので小さく作って練習。

Saturday, October 31, 2009

star candy 金平糖 

なつかしい金平糖を京都で買ってきた。
食べるのももったいないぐらいきれいなので 思わずぱちり。
結構 おいしい。

Wednesday, October 28, 2009

Pomogranate Mascapone Cake

ざくろをいただいた。ざくろを食べたのは数十年ぶり。
ウオッカでざくろ酒にしようか それともサラダやラムのソースなどでもおいしい。
とりあえず 食物繊維の多い種も食べたいので マスカポーネチーズをたっぷりいれたケーキにしてみた。

Thursday, October 22, 2009

Heirloom Rice and Grains Chilis

今度は国府田ファームのOrganic Nirvana California Whole Grain Goodness を使って チリコンカンを作ってみた。
昔 留学先のアメリカの田舎町で チリをいただくことがあったが どっさり入ったお肉に圧倒されて どこの部位?品質は大丈夫?と恐る恐る食べたことを思い出す。 お肉の半分を雑穀に代えたら もっと食べやすくなってすごくいい!!!もちろん 肉類無し、乳製品なしのVegan(ビーガン)メニューとしても おいしく創作可能。
カリフォルニア雑穀ミックスには 有機玄米をはじめ, はと麦, あわ, カラスムギ, キンワ, 黒麦と雑穀がいろいろ。
これは日本人の体にはぴったりの 我が家の冬に食べたいあったかかディッシュになりそう。
肉食系男子の息子も大満足の1品です。


雑穀チリコンカンの作り方:
玉ねぎ 1個
にんにく 2かけ
オリーブオイル
豚肉ひき肉 250g (またはシーチキン1缶、ビーガンメニューは無しでもOK)
自家製チキンストック 500cc(または野菜ストック、または水)
トマト缶大 1缶
ローリエ  1枚から2枚
キドニービーン 2缶 (800g、ビーガンメニューはその他の豆をもう1缶)
Organic Nirvana California Whole Grain Goodness雑穀 1Cup (150g)
塩コショウ 適量

下記お好みで。ビーガンの場合はマストです。
ココアパウダー(甘み無しの分) 小さじ1
チリパウダー 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1

トッピング:
アボガド、チェダーチーズ、ねぎ、タコチップ、サワークリーム、赤玉ねぎのみじんぎり

1.雑穀を水からやく20分炊く。材料外の野菜ストックまたはチキンストックを使っても良い。
2.にんにくと玉ねぎをみじん切りにする。にんにくをオリーブオイルで香りよくソテー。
3.玉ねぎをくわえ 塩コショウをくわえ 透明になるまでソテーする。
4.豚ひき肉またはシーチキンを加える。
5.ビーンをくわえる。
6.水分をきった雑穀をくわえ さらにソテーする。
7.トマト缶、ストック、ローリエ、その他のスパイス、塩コショウを加えて 雑穀が柔らかくなったら出来上がり。
8.好みのトッピングをのせる。

Tuesday, October 20, 2009

Mere Poulard

フランスの中世の城塞モン サン ミッチェルにある有名なお店のお菓子をいただいた。

授業中、難しい顔して 思わずケーキにかぶりついたら ”Mere Poulard"のオムレツを食べたのか?と フランスに住んでいた教授に聞かれた。

ここのオムレツは卵白と卵黄を別々にあわ立て えのナガ~イフライパンで焼いて フワフワ巨大のオムレツに仕上げる。古くからあるお料理とお菓子を出す有名なレストラン。
このケーキも添加物が全く入っておらず とっても素朴なおいしい味でした。
Fさん 貴重なお菓子をどうもありがとうございました。子供に見つからないようひとりで食べさせていただいてますう。