友人にパイの作り方を聞かれたのでレシピをのせることに。日本の”Kabocha"がとにかくおいしいので 蒸し器で蒸してパイにしました。アメリカの缶のカボチャではこの味は出せません。コルドンブルーで習ったアメリカンパイ生地にはショートニング(老化を促進する酸化脂)が使われているため ショートニングのかわりにクリームチーズを使ったサクサクしたパイ生地レシピをかわりに使います。市販されているパイにはどっさりとショートニングが使われているので今年からはぜひ自作してください。スパイシーなパンプキンパイがお好みの方やスパイスになれたアメリカ人に出す場合は もっとたくさんジンジャーやナツメグなどのスパイスを入れて味を調整してください。Fire Kingのアンティーク食器にもって秋を感じながら食べました、朝から、それも独りで。 主人の会社の人たちにもおすそ分け。
Kabocha Pumpkin Pie:
American Pie dough:
A/p flour 235g
salt 1/2tsp
Cream cheese 125g
butter (ice cold) 170g
ice water 2 + 1/2 tbsp
Required tools: Food processor、23cm pie mold
- 小麦粉、クリームチーズ、バターをキューブ状に切り、フードプロセッサーでさらに 豆粒状になるまでPulse機能を使って刻む。約5秒ぐらいでできるのでそれ以上は混ぜ合わせない。コツは材料全てがよく冷えていて脂が溶け出さないようにすること。プロセッサーを使わない場合はボールで材料を切るように混ぜ合わせ その際けっして混ぜすぎないのがコツ。
- 氷水をくわえ ポロポロの状態になったらジップロックに入れ1cmぐらいの厚みのディスクにし 冷蔵庫で1時間以上休ませる。
- 生地を半分に切り、パイ皿に薄くのばした生地を丁寧に敷きこむ。残りの生地は次回にまわす。(アップルパイなどの場合は上にのせるパイ生地になる。
Kabocha Filling:23cmより大きいパイ皿を使うのでこのレシピでは多すぎる場合は半分にする
Kabocha squash 正味900g (steamed, w/o skin)
Sugar 80g (カボチャが甘い場合ははぶく、私はいつも入れない)
Brown Sugar 100g
Egg 3 each
Heavy Cream 120cc
Cinnamon Powder 1 tsp
Melted butter 60g
Corn Starch 5 tbsp
Orange Juice 6tbsp
yolk for egg wash (つやだし用)
- 種をとったカボチャを適当な大きさに切り 皮ごと蒸し器で約20分。竹串がすっと通るぐらいになったら皮を厚くとり 正味900g用意する。
- フードプロセッサーがない場合は暑いうちに裏ごしして ボールにいれ、グラニュー糖、ブラウンシュガー、卵、シナモン、溶かしバターをいれ 木べらで混ぜ合わせる。プロセッサーがある場合は裏ごしの必要がなく上記材料を順番にいれていくだけ。
- オレンジの絞り汁でといたコーンスターチを加え、手早く冷ます。
- つめたいパイ生地にカボチャペイストを入れ、パイ生地に沿ってつやだし用溶き卵を薄く塗る。
- 200℃(350°F)のオーブンで焦さないよう約1時間かけてじっくり焼く。