Wednesday, March 31, 2010

Around the town of McCloud

夜のシャスタ山。あたりは真っ暗なのに 白く輝いて美しかったです。
写真にすると迫力がなくなりますが 怖くてこれ以上は進めませんでした。


シャスタにある日本食レストラン、Vivify。毎晩行きました。鉄火がおいしい~。全部おいしかったです。
お腹がすいて写真がぶれぶれです。

McCloudの町は 車が少ないので犬のリーシュも必要なく 12歳以下の子供たちもでも自由に自転車で走り回っているのがよかったです。ロスやサンフランでは無理ですが。サリーもリーシュにつなぐ事がなく 買い物のあいだ店の前で待ってました。


McCloudの町で出会ったワンちゃんと飼い主の子供たち。
この町に住んでいないという事は 声の大きさと服装ですぐにわかりました。同じ晩に彼らもこの町に到着したらしく 親の運転するランドローバーの屋根に乗り 大声で犬の名前を呼びながら 町を走っていました。このワンコが車の後ろを猛スピードで追いかけていたのがおもしろかった。それだけ安全ということでしょうか。
彼らと話すうちに 曾おじいさんがこの町の製材所をつくった人だということがわかりました。町の博物館にも写真がのせられているそう。サンフランシスコとサクラメントが発展したのもここの製材所の木のおかげだそうです。
子供たちと犬がいっしょに 外で安全で自由に遊べる事はうらやましいかぎりでした。



Burney Falls
McCloudから80キロほど離れたところにある 全長40メートルの滝。
犬連れで滝つぼ近くのトレイルは歩けないので 上から滝を眺めました。


チェックアウト後、ストニーブルックインのオーナーの弘美さんとお話しする機会にめぐまれました。
このお宿と写真のメインストリート上にシャスタ山からのエネルギーが流れていて 竜神様の通り道になっていると聞き間違えでなければ そう語られたような気がします。胸が少し圧迫されるようなエネルギーを感じていたのもそのせいかもしれません。到着する前に山から出てきた雲が竜神様だと思ったのも偶然にしてはタイミングが良いし。 丸2日で シャスタのいろんな場所に出向き 片道3時間離れたラッセンにも行くことができました。
今となっては全て夢物語ですが 頭がクリアーになって心身状態が向上するのは確かなので 一度は訪れてみてはいかがでしょうか。おすすめです。

Stewart Mineral Springs

昔インディアンに発見されたミネラル濃度の高い水が湧く温泉に毎日通いました。
温泉がわているのではなく 湧いている水をお湯にして10分つかり その後にサウナに入り汗をかき 汗と高濃度のミネラルを流すために小川に飛びこむというのを3回くりかえすという デトックス。
お湯はミネラルが高いので体をこすったりすることはできず ただリラックスしてつかるだけ。しかも10分が限度だそう。バスタブのお湯はその人の体からでた悪いものが出ているので違う人といっしょに使うことはできないので バスタブを一人1つ借りるかたちでデトックスが始まります。
一本道しかない山の中にあり つきあたりにこの施設があります。
この小川に飛び込みますが 私は施設内にあったシャワーですましました。そのシャワーの水は小川の水といっしょなので十分やわらかく 髪もリンスの必要がありませんでした。小川では皆さんヌードでした。しかも男女とも。病気の治療目的や精神世界の鍛錬のためおとずれていらっしゃるので特に違和感はありませんでしたけど。ターバンの中はどうなっているんだろう、ムシムシかしら?と思ってしまう方もいて その方とは翌朝もいっしょでした。ついでに夕食のレストランでも。

スウェットロッジというアメリカンインディアンの浄化の儀式が行われるそう。


90%が狼という子犬ちゃんに出会いました。お父さんは100%狼だそうです。
だれとでも仲良くなるサリーがめずらしく怖がっていたので 身の危険を感じる野生味を察していたのかもしれません。この子のオーナーとは施設内で何度か会話し 世界中をまわって石を買い付けている石商人だと言ってました。この日も施設に石を卸しに来ていたそうです。これからネパールに買いに行くと言ってました。

息子達にマダガスカル産の石をプレゼントしてくれました。石の名前 忘れてしまいました。

Breakfast at Stoney

ストーニーブルックインはBed & Breakfastなので朝食を毎朝いただきました。

いつも出かけるとおいしいものを食べて シェフとして何か参考になるものを吸収しなければとあせっています。しかし ここシャスタ山には3星どころか1星レストランはありません。


最初の朝にここの朝食の細く刻んだズッキーニー、たまご、サワークリーム、パルメジャンが入ったキャッセロールがおいしくて衝撃を受けてしまいました。よくある材料でどうやってこんなにおいしくつくるんだろうと すぐにレシピを聞きました。いつも泊まっているFour Seasons やリッツカールトンの朝食は豪華でキレイですが 見ためほどおいしくないというのが正直なところ。 
”おいしい、”を連発する私にかなり引いていたお料理担当のアメリカ人の女性は レシピを教えてくれ そのレシピを見て普通すぎて正直驚きました。うっ、普通のレシピでこんなにおいしくつくれるなんて。。ロスのレストランではたとえ有名でも?マークになる料理を出すところが結構多い。水がいいのも料理がおいしくなるコツかもしれないが この時期のズッキーニーはシャスタの水で栽培されたものではないはず。 自問自答を繰り返しながら毎朝朝食をいただいていました。


料理はレシピでもなく技術でもなく 食べる人を思う気持ちなのかもしれない、という結果になりました。
そんなことは昔から知っているつもりだったのですが つい忘れてしまいます。
アメリカの母の味を引きつく友人のターキー、韓国レストランよりおいしい韓国料理をつくる友人の手料理、このストーニーの朝食には共通点があると感じました。
忙しいレストランの厨房は戦場状態で 食べる人の気持ちを考えるのは無理なので 技術でカバーしなければいけない。しかしそこまでの技術を持つシェフは少ない。
これからは心と五感と手をしっかり使って料理することにしよう。
それがわかったことはこれからの私の指針にとっては大きな収穫でした。
でも しばらくするとまた忘れてしまうので シャスタ山に戻らないとね。今度はいつに行こうかな。

Tuesday, March 30, 2010

Bunny Flat

車で行けるのはバニーフラットという2,000メートルもない地点まで。
シャスタ山貸切状態で雪を満喫しました。


野生性の全くないサリーも山と雪を楽しんでいました。



木の隙間に次男発見。

人が少ないので マウンテンライオンが来るのではないかと心配しましたがスノーモービルが山から下りてきたので安心しました。


なぜか地元の人はとても親切。このおじさんもいろんな情報をくれました。
冬は雪があるので 頂上までは以外に近くなるそうです。
直角にたつ山の脇をスノーモービルで上って行かれました。

Headwaters of the Sacramento River

この旅の目的のひとつに サクラメント川源流の水を17歳の老犬コウラクに飲ませるというのがあった。
この源泉は 雪解け水が大地にしみこみ 数百年をかけて湧き上がった聖水。
ヒーリングパワーにあふれた水を老犬に飲ませてあげたい。
コーヒーを沸かすとおいしいときいているし この水で炊いたご飯も食べてみたい。
日本の大塚製薬もこの源泉ちかくで飲料水をボトリングしている。


源泉は森の奥に。インディアンの聖地でもあるので泳いだりしてはいけないそう。次男をマークしなければ。
こちらであるご家族と待ち合わせ。ステキな出会いが多い旅でした。
5年ぶりにあう子供達は町ですれ違ってもわからないぐらい大きくたくましくなっていました。

Stoney Brook Inn

お宿はシャスタ山麓の町全体が博物館のようなMcloudにあるストーニーブルックイン。
日本人の弘美さんが経営されています。
1900年はじめ 林業が栄えていた時に 製材所の独身寮として建てられたそう。


びっくりしたのが町に全く音がない。どこからも音が聞こえない。

そして その静けさを うちやぶる聞きなれたある騒音が。。次男の叫び声。
チェックイン 3分後でした。記録更新。
怒られました。。すみませんです。
丸2日で次男が叫ばなくなり 長男がゲームをしなくなりました。

http://www.stoneybrookinn.com/

インの裏に線路があり そこを50メーターぐらいあるくとシャスタ山が見えます。
林業が栄えた時代の面影があちこちに点在し 町全体がアンティークのよう。



そしてやっぱり 走っている3人組。

この写真をとっている場所からものすごいエネルギーを感じていたので 毎日ここに充電に行きました。
なぜそのようなエネルギーを感じたのかはやっぱりわからなかったのですが 最終日に知ることになりました。

Mt. Shasta - A Major Earth Grid Point

シャスタ山に行ってきました。
ティーンのころから気になってた場所だったので やっと訪れる機会に恵まれました。
往復2000キロを運転してくれた旦那様に感謝です。

写真は10時間車を飛ばしてやっとシャスタ山が見えた時のものです。
なぜ 竜神様のような雲が山から出てきたのかはその時はさっぱりわからなかったのですが 帰路に着く前になぞが説けたのでした。







Thursday, March 25, 2010

Easter Party for Preschooler

次男の学校でイースターのパーティーのフルーツ担当に。
(失礼ながらイースターの意味が何度聞いても忘れてしまう。。キリストが生まれた日?かな)
初物の小玉スイカを使って フルーツポンチもどきを作ってみた。


じゃーん、

Monday, March 22, 2010

Final Season for Lasagna

そろそろオーブンの季節も終わり。
自分でつくる手打ちパスタをつかって 最後のラザーニャを作る。
北イタリア在住のタエコ フォルトゥナーティさんのレシピを参照。
これを作るときは前日から用意をはじめなければいけない。
まずファーマーズマーケットの有機野菜とNマーケットのおいしくてオーガニックのduBreton Porkを使って丁寧にラグーを仕込む。(アメリカではポークには ビーフのような商品グレード規格がないため 安全性の目安となるものがなく "Certified Organic"であることは重要な意味があるのです)
時間のあるときは そのまま手打ちパスタの生地をつくり一晩冷蔵庫で休ませる。
翌日 ベシャメルソースをつくるが フォルティナーティさんのレシピはほうれん草を最後に加え 野菜嫌いの人に対応。

パスタをパスタマシーンに通して ラザーニャ用に薄くのばす。のばした直後にお湯に通し 一枚一枚丁寧にペーパータオルの上に並べ 水切り。市販のパスタを使うのとはかなり味に差が出るので薄くするのがコツ。




何度も同じ作業の繰り返し。

10層ぐらいにしてもパスタが薄いのでこの厚さ。でも一度こちらを味わうと 市販のパスタは使えません。
うちのクライアントさまの反応はいかに。

Wednesday, March 17, 2010

Lima Beans for cold night

春がなしで夏に突入したロス。ちょっと計画がくずれたよ。

寒い夜にどうしても作っておきたかたった豆とベーコンのごった煮スープ。


でも気温が30℃をこえたので ややヘビーでした。


茹でただけのリマビーンズをフードプロセッサーに入れてもう一品。

リマビーンズのパフェ。和菓子の白アンのようななつかしい香り。たんぱく質も鉄分も高いので離乳食にも。

Monday, March 15, 2010

Stewed Hamburg Steak

クライアントは食べたことがあるかどうかも聞かずに 煮込みハンバーグを作ってみた。アメリカにはパンにはさんだハンバーガーはあるが 日本で人気のハンバーグはほとんど知れていない。
グリルするものはすぐに食べないと味が落ちるため いろいろな野菜と煮込むことに。お品書きを書くときに英語でなんていうんだろう? ”Hamburg Steak and gravy stew"だろうかと思うがそれでは 私のイメージする食べ物と違ってくるので 上記表題のように名前をつけてみました。

今週はクライアントご夫婦そろっての お誕生日だそうで 久しぶりにロールケーキをやいてプレゼントしました。お誕生日おめでとうございます。レシピは2008年6月10日のブログです。